高血圧症・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症（痛風）などに代表される生活習慣病やメタボリックシンドロームの治療については、薬による治療はもちろんですが、食事療法・運動療法を含めた包括的な生活指導も行います。
生活習慣病を放置すると、知らない間に動脈硬化が進展し、心臓病や脳卒中など、重篤な疾病を引き起こすことが分かっています。
当院では、患者個々と相談しながら、ご本人の生活スタイルに合わせて治療を相談していきながら、定期的な管理、指導を行うことにより、心血管イベントや脳卒中の予防を行います。

訪問診療とは、医師や看護師等が患者様のご自宅に定期的に訪問し、計画的な診療をご自宅に居ながら受けることができる医療サービスです。ご連絡をいただいた際に伺うだけの診療ではありません。
患者様の状態が安定しているときも、定期的に訪問し診察することで、健康の異常に早期に気づくこともでき、病状急変時には適切な対応が可能になります。

定期的に治療を受ける必要があり通院が困難な方であれば、疾患・程度を問わず、ご自宅で「訪問診療」を受けることができます。

ご本人様やご家族のご要望をお聞きし、不明点や不安を解消しながら計画的にご自宅に伺う訪問診療のほか、緊急時には必要に応じて臨時往診や入院先の手配なども行います。

対象となる方
●通院が困難な方
●ご自宅での療養を希望される方
●がん・末期・難病・重度障害の方
●病院から退院した後のケアが必要な方
●ご家族が介護でお困りの方
●ご自宅で最期を迎えたい方

★上記以外でもまずはお気軽にご相談ください。

ご自宅で行える医療処置
●注射●尿バルーン処置●膀胱カテーテル等の管理●点滴●人口肛門管理●在宅酸素療法●床ずれ処置●がんのケア●ターミナルケア●痰の吸引●認知症のケア●ワクチンの予防接種●中心静脈栄養・胃ろう栄養・経鼻栄養の管理 など

ご自宅でも安全に処置を受けることができます。

胸の痛み、胸の不快感、息切れ、動悸、脈の乱れ、足のむくみ等があれば、循環器に関係する病気が隠れているかもしれません。対象となる病気は、狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症、心不全、不整脈、動脈瘤、深部静脈血栓症、高血圧症、脂質異常症等があげられます。
動脈硬化が原因となる虚血性心疾患（狭心症、心筋梗塞）は、発症させない（一次予防）、再発させない（二次予防）ために、危険因子である高血圧・糖尿病・脂質異常症・喫煙などの管理が重要になります。また、超高齢化社会を迎える日本では、心不全を患う患者様の増加が懸念されており、心不全の悪化を未然に防ぐ様々な管理（内服治療、危険因子の管理、食事療法、運動療法など）が重要視されています。
当院では、循環器専門医による適切な治療介入と指導、専門病院との連携により、このような病気の治療だけではなく予防にも力をいれております。